サイトアイコン 蒼々舎 下諏訪リフォーム工務店

長野県信濃美術館: 美しい木の椅子展へ行く

DSC03456.jpg
開催当初から行きたかった長野県信濃美術館で行われていた、「美しい木の椅子展」。
最終日にようやく行くことができました。

お目当ては「世界の著名デザイナーによる椅子100脚」。
東海大学教授の織田憲嗣氏によるコレクションだそうだ。
いざ、会場に足を踏み入れるとなどの教科書で見たことのある椅子がチラホラ。
中でもジオ・ポンティの「スーパーレッジェーラNo.699」は思っていたよりずっと細身で、実物を見るのは大事だとつくづく思いました。
日頃使いのものもあるのでしょう、少し痛んだものや、シミがあるものがあったりして、それはそれで良かった。やはり道具は使わねば意味がないですから。
ほかにも、いままで知ることの無かった作家の椅子がいくつも見られて興味深いものがありました。
椅子によっては裏側も見たいものがありましたが、椅子の展示だけに、見にくいのは仕方ないですね・・・
さて、信濃美術館には初めて入ったのですが、
受付から放射状に展示室があるため、各室への動線がつながっておらず残念です。
今回の展示は第一部から順番には見られませんでした。
また以前に入館したことのある隣接の東山魁夷美術館についても一言。
展示物を覆うガラスの反射が多すぎると感じました。
いまでは多少は改善されているのでしょうか?
東山魁夷は大きな作品も多いだけに残念に思っていました。
以下引用
美しい木の椅子展
平成20年9月20日(土)-平成20年11月16日(日)
私たちは、日常生活の中で多くの時間を椅子に座って過ごします。普段何げなく座っている椅子にも、その椅子をデザインした人がいて、さらにそれを形にする職人たちの工夫によって座り心地が良いようつくられています。
椅子は暮らしに密着した一番身近な美術品といえるでしょう。
本展覧会では四部構成により、木を主材料とした椅子をさまざまな角度からご紹介します。
本展は、県内で開催する初の大規模な木製椅子のデザイン展であり、お子さんにも、デザインを熟知した方にも、幅広くお楽しみいただける展覧会です。
フランコ・レグラー≪オアシスNo.85≫1968年 織田コレクション
脚が自由自在に動くからデコボコ地面でもしっかり座れるよ!
基本情報
会期 平成20年9月20日(土)-平成20年11月16日(日)
休館日 毎週水曜日
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
会場 長野県信濃美術館
観覧料 大人800(700)円、大学生400(350)円、高校生以下無料、( )内は20名以上の団体料金          *東山魁夷館との共通券 大人1,000(900)円、大学生500(450)円、高校生以下無料
主催 長野県、長野県信濃美術館(指定管理者(財)長野県文化振興事業団)、朝日新聞社
共催 長野県教育委員会
後援 長野市、長野市教育委員会、長野商工会議所、善光寺、財団法人八十二文化財団、長野県美術教育研究会、信濃毎日新聞社、SBC信越放送、NBS長野放送、株式会社テレビ信州、長野朝日放送株式会社、FM長野、FMぜんこうじ、日本インテリアデザイナー協会
協力 助成=財団法人地域創造  監修=島崎信、織田憲嗣  協力=谷進一郎  協力団体=東海大学芸術工学部、カンディハウス、NPO 東京・生活デザインミュージアム
関連企画・ワークショップ
●開催記念講演「椅子デザインの愉しみ」 9月20日(土)13:30~15:00本展監修者 島崎信氏(武蔵野美術大学名誉教授)と織田憲嗣氏(東海大学芸術工学部くらしデザイン学科教授)による対談形式の講演会です。  先着80名   事前申込必要 *美術館へお電話ください   無料 *ただし観覧料は必要   長野県信濃美術館3階講堂  ●ギャラリー・ツアー 会期中毎週土曜日(9/20を除く) 13:30~  不要  無料 *ただし観覧料は必要
展示構成
●第一部 世界の著名デザイナーによる椅子100脚を紹介 ●第二部 朝日新聞社主催「暮らしの中の木の椅子」展の入選作100脚にすわろう ●第三部 「森のくに信州」の椅子を約20脚紹介 ●第四部 日本のデザイナーによる椅子を約10脚紹介

モバイルバージョンを終了