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茅野市がシンクライアントシステム導入へ

パソコンの盗難や紛失による情報漏えいが指摘されている昨今ですが、茅野市が新年度から、本体に情報を保存できないパソコンを小・中学校全教職員に配備するそうです。
シンクライアントシステムとは、サーバーによる一元管理を行うシステム。
なので、サーバーに接続された配布される個人用のクライアントPCには情報の保存が一切できません。
だからクライアントのパソコンが紛失や盗難にあっても、情報の漏れが無い、というわけです。
費用はパソコン343台、6年間のリース方式で総額1億4240万円だそうな。

実際の「シンクライアントシステム」がどのようなものかは触ったことも無いのでいろいろ言える立場じゃございませんが、一台あたり、約40万円以上・・・(T_T)こう考えると高いんじゃないですか。
計算、合ってます??
学校の先生が使うパソコンなんてハイスペックでなくても十分なはずで、いまどき10万円も出せばかなり良いパソコンが買えます。
そうすると残りの一台あたり30万円は件のシステムの料金?!
そんなに高いの?このシステム・・・
メインサーバーがイカれたらおしまいだと思うんですけどね。
一番安上がりなのは、自分のPCの盗難に十分気を配るとか、怪しげソフトは使わないとかのはずなんですが、そういうことができないオトナが多すぎるために無駄な出費が増えるわけで・・・
教師の尻拭いの予防費に大枚はたけるなんて、茅野市はお金があっていいな・・・
防衛庁とかも導入するのかな、そしたらNECあたりの株が上がるかな??
株は買いませんけどね。


(2007年2月26日22時4分 読売新聞)
茅野市がPC「自宅残業」容認…サーバーで情報管理
 個人情報漏えい防止のため、長野県茅野市が新年度から、本体に情報を保存できないパソコンを小・中学校全教職員に配備することを決めた。
 ところが、子育て中や要介護家族を持つ教諭らが「自宅で仕事ができないと困る」と反発。市は、自宅の私有パソコンからもアクセスできるシステムも導入することになった。
 自宅での“残業”を市が公認した格好だが、労組関係者も歓迎の意向だ。
 市は、各校に教職員数の半数程度配備されているパソコンの更新にあたり、情報を市役所内のサーバーで一括管理する「シンクライアントシステム」を取り入れたパソコン343台を配備する。費用は6年間のリース方式で総額1億4240万円。
 パソコン本体やフロッピーなどに情報を保存できないため、パソコン本体が盗まれても情報が流出しないのが特徴。これに伴い、私有パソコンの学校内への持ち込みも全面的に禁止する。
 希望者は、自宅から市役所内のサーバーへのアクセスが認められるが、システムにかかる費用や通信費は個人負担で、情報をパソコンに保存したり、プリントアウトしたりはできない。市では、市内3校で実施したアンケートなどから、全体の3分の1にあたる100人程度の希望者があると見込んでいる。
 長野県教職員組合諏訪支部茅野単組では「教材作りや会議の資料作成など、パソコンを使う機会は多く、自宅で仕事ができないと学期末などは深夜まで帰れない。現場としてはありがたい」としている。
 一方、矢崎和広市長は「仕事は学校で済ませるのが前提。(自宅での)残業を奨励するわけではない」と話している。
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