ここでは、我々造り手の側への弊害について、述べます。

言い方は悪いですが、安い家と言うのは「箱」の組み合わせです。
「完全自由設計」を謳うローコストハウスメーカーの建物は、単に「箱」の位置が違うだけで、「箱」自体にたいした違いはありません。
だから造るモノはすべて同じ。結果、造るのは楽です。
こうなってくると、「職人」が育たないのです。
特に大工はだめです。
今50~60代以上の方は昔の仕事を覚えていますが、
若い世代は安い家の仕事しかしたことがないので、
応用が利かない「作業員」でしかなくなってしまいます。
また、現在の建て方では、左官、建具などは仕事そのものがほとんどありません。
これから家を建てる方に言いたいのは、
お金を払って家を手に入れるだけで満足するのではなく、
その家を建てた若い職人を育てた、
と言うことにも満足して頂きたいのです。

安い見積り・高い見積り

家は安くない

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長野県 下諏訪町 蒼々舎(そうそうしゃ)