諏訪6市町村は、東海地震に係る地震防災対策強化地域の指定を受けているので、各市町村ごとに耐震診断を行っています。

私も長野県木造耐震診断士として、下諏訪町内のかなりのお宅を調査させていただいております。

診断の結果、建物を補強する場合には、最大60万円の補助が出るのですが、これがなかなか補強に結びつきません。 そんななか、富士見町では具体的な耐震計画の目標が立てられました。

富士見町担当者の熱心さが伝わってきます。
他の市町村担当者も見習って欲しいと思います。

長野日報:2008-2-21
富士見町の木造住宅耐震化率90%を目標
 富士見町は、2015年までの9年間を計画期間とする町耐震改修促進計画を策定し、20日までに町議会全員協議会へ概要を説明した。木造住宅の耐震診断はすでに町内の約700戸が行っているが、耐震改修工事を実施したのは2戸にとどまることから、補助事業をPRし、耐震補強を進めたいとしている。木造住宅の耐震化率の目標は90%とした。
 町防災計画では、いくつかの地震災害を想定しており、中でも糸魚川―静岡構造線上で発生した場合はマグニチュード8を予想。建築物被害、人的被害は甚大であるとしている。
 改修促進の対象は1981年6月以前に着工した建築物。2003年の調査では、町内の住宅総数は4390戸。1980年以前に建てられた住宅は1520戸あり、35%の割合だった。耐震性を満たしていると推定される住宅は240戸で合計3110戸。03年時の耐震化率は70.8%となる。
 町は15年の戸数を4410戸と推計。現在の状況で推移した場合の耐震化率は83.9%とし、目標達成するために改修が必要な戸数は270戸と算出した。
 耐震改修工事は、工事費が120万円まで補助対象となり、60万円を限度に県と町が半分ずつ補助する。