古民家耐震リフォーム 工事のようす

岡谷市で、 古民家耐震リフォーム の依頼を受けました。築120年ほどの手入れの行き届いた立派な古民家です。世代を引き継ぐために耐震補強を施します。ほとんどが和室の建物です。
一般的にこの時代の建物には、壁がほとんどありませんが、それだけで地震に弱いだろうというのは早合点かもしれません。
現に120年もの間、そこに建ち続けているのですから。
しかし、万が一の事を考え、耐力壁(耐震壁とも)を追加し補強します。

ふすま2枚分を耐力壁にします。差し鴨居と呼ばれる、鴨居の部材寸法が大きいので可能な補強工事であり、この補強方法は現代の一般的な住宅では効果が無いのでおすすめ出来ません。
配置する位置も計算に基づき適切な場所に設置しています。

板戸2枚分を耐力壁にします。仕上げは塗り壁としました。
工事後はお客様の銀行口座に補助金が振り込まれました。

住宅・建築物耐震改修促進事業/長野県

建物相談や見積り依頼は、お気軽に

どんな工事でも必ず現地下見をさせて頂いた上で、お見積もりをいたします。

見積り提示後、金額が折り合わずにお断りの場合でも、ご遠慮なくお申し付け下さい。その場合でも、後からしつこい訪問セールス等は致しません。

打ち合わせから工事計画、設計・図面化し、工事まで1人で担当しています。

長野県 下諏訪町 蒼々舎(そうそうしゃ)