2004年11月13・14の両日、新潟中越地震の被災地のひとつである小千谷市へ、住宅相談キャラバン隊として参加してきました。これは建築士が、被災された方の相談に乗りアドバイスを行うというものです。

私はその少し前に応急危険度判定も行ったのですが、それは、あくまでも外部のみを見て倒壊や落下物の危険のある住宅に注意を促すのみで家主の方の話を聞くという活動ではないため、はがゆい思いも残りましたが、この住宅相談キャラバン隊の活動では、住宅内部も見た上でアドバイスを行うことが出来ました。

ラスボード下地でモルタル+繊維壁仕上げの壁はほとんどが落下しており、重量もかなりあるので、地震時にはかなり危険だと感じました。これとは対照的に土壁が崩れずに残っている建物も多くありました。農作業小屋は倒壊も多く、地割れや電柱の傾きもあちこちで見掛け、地震の大きさを痛感しました。

しかし古い建物だから倒壊している、と言うことでも無く、瓦も全て落ちている家やそうでない家、と言ったように、壊れ方は千差万別で、私の想像とは違っている場面も多々ありました。
この貴重な経験を今後の活動に生かせればと考えています。

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長野県 下諏訪町 蒼々舎(そうそうしゃ)