倒産から再出発をしてきた上諏訪駅前のまるみつ百貨店ですが、売り上げは芳しくない様子です。
今回の計画では、4階と5階をテナントとするようですが、果たして入居してくれる業者が出てくるかどうか心配です。
昨年末から年初にかけて地元経済の暗いニュースが続きます。

長野日報 :2008-1-9
売り場縮小など新経営再建策を検討 まるみつ百貨店
 諏訪市のまるみつ百貨店(太田啓社長)が、新たな経営再建計画に乗り出す。同社は経営不振で2004年6月、会社更生法の適用を申請して新体制で再建を進めてきたが、根本的な赤字体質から脱却できず債務超過の状態にあるため、業態の見直しによって出直しを図る。直営の売り場を縮小した上で、上層階のテナント誘致などを検討している。
 再建案は地域の実情に合わせながら黒字が出る形を模索し、「地域密着のコンパクトな百貨店」(太田社長)を目指す。地下1階―5階にある延べ約12000平方㍍の売り場を来店者のニーズに合った地下1階―3階に圧縮。4、5階はテナント化する。
 導入テナントは今後交渉するが、物販でなく、売り場と相乗効果のあるサービス業を中心に検討する。5階のレストランやシンボル的な存在の温泉「なごみの湯」などは残す予定。4階フロアを会場にしていた催事は全廃の方向でいる。
 同社の有利子負債は約10億円。唯一の株主である山崎壮一会長が10億円を出資して負債を返済し、債務超過を解消する予定。経営陣も一新し、部長以上と役員が2月末で退任。山崎会長は経営から退く。
 太田社長は続投する方向だが、本人は「今は再建案を作ることに力を入れる」としている。再建案は今月中にもまとめ、3月から1年かけて実施していきたいという。
 パートやアルバイトを含めた従業員は約140人。「今のところ希望退職の募集は想定していない」としているが、将来的に減る見通しだ。
 同社は更生手続き後の再出発で、売上高は伸びているものの、当初の予想には達せず、08年2月期は前期比微増の約34億5000万円の見込み。経常損益も赤字が続いている。実際の商圏人口が当初想定(約20万人)ほどでなく、高コスト低収益構造の従来型百貨店では、黒字化は難しいと判断した。