長野日報の一面に建築士の文字が!
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長野日報記事 2008-6-4
行政・政治 : デザインマニュアル作成に向け、建築士と街並み検討 岡谷市
 「住まい・街並み形成マニュアル」の策定を進める岡谷市は3日、マニュアル作成に向けた地元建築士との初会合を市役所で開いた。同市の街並みの7割が私有地のため、個人住宅などの設計に携わる建築士と街並みのあり方を検討し、協働で誘導していく狙いだ。
 マニュアル策定事業は、市景観形成基本計画の策定作業と並行して進めており、ともに今年10月ごろに完成させる予定。街並み形成には市民との協働が不可欠になるため、家作りなどの場面でどのようなデザインにすれば良いかを示す「デザインマニュアル」を作成する。
 初会合には、市都市計画課の職員3人と県建築士会諏訪支部まちづくり委員会(村松健敏委員長)の建築士6人が出席し、国内外の情勢を踏まえて同市の街並みのあり方を懇談した。
 建築士からは「家作りには費用の制限があり、まちづくりのための提案がお客さんにできなかった」「行政の規制があれば景観を誘導できる」「美しいだけでなく、防災や資源のアプローチも大切」「お金であれ、気持ちであれ、市民が得した気分になる街並み作りを」といった指摘が出た。
 村松委員長は「建築士はまちづくりを個々に考えているが、全体的に統一した指針がなかった。それは規制する側(官)と設計する側(民)が協働で取り組まないとできない。岡谷市の試みに協力していきたい」と話していた。
 マニュアル策定は2007―08年度の2カ年事業。07年度は全5回のワークショップを開催し、延べ123人の市民や専門家と景観観察会などを実施した。今後はワークショップの提案を整理した上でマニュアルを図化し、市民ワークショップを再度開く。建築・景観関係者の意見も聞いて完成させる方針だ。