買ったのは去年なのに、しばらく行方不明になっていたのを今頃ようやく読破。

かねてより、諏訪湖の富栄養化は農業による肥料の影響だということと農地法がザル法だと言うことが、この本で確信できました。
組合というのは普通、人が集まって生じるスケールメリットを生かすはずなのに、現在の農協(JA)というのはそれがまるでないらしい。
そもそも、農協が優遇するのは兼業農家で、大規模農家は冷遇されているのだというのは驚きでした。
兼業農家のほうが週末にしか農作業が出来ないので、作業を挽回するために多くの肥料や農薬を買い、撒いているというというのがその理由です。
農地法は本来、農地を守るべきものなのに、まわりの田んぼが続々宅地に変わるのは、どう考えてもおかしい。
田んぼはきわめて人工的なものなのに、これほど自然に溶け込んでいるものはなく、なくしてはならないという思いを強くしました。
日本には資源がないといわれるが、水資源が豊富にあり、世界的にみれば如何に重要な資源であるか、と言うことも気づかせてくれました。