岡谷市 釜口橋の色はあれでいいのか?

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岡谷市の釜口水門近く、長野県道16号岡谷茅野線の釜口橋の再塗装工事が終わりました。
もともと、赤色でしたが、塗り直したことによって更に鮮明な赤に!
岡谷市では、「景観法」に基づく景観行政団体への移行を目指しています。
諏訪地方では、下諏訪町、諏訪市、茅野市が既に景観行政団体になっています。

景観行政団体にになると、けばけばしい色彩に対する制限を行うことが出来るようになるのですが、この法律で想定しているのは、建物に対してだけなので、おかしな事になっています。
実際、茅野では既に建てられた建物で、森の中に紫や黄色などの住宅もあり、個人的には快く思っていませんでしたので、ある程度の規制は必要なのかとも思いますが、わざわざお上が決めることでも無いとも思います。
浅草・吾妻橋も赤すぎる?と言う議論があるようですが、あちらは観光地にあり、同列に考えられないと思います。

浅草・吾妻橋「赤すぎる?」...専門家の間で議論 : ニュース : ホームガイド : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

(↑リンクはそのうち切れるでしょう)

私も他の地域で赤い吊り橋があるのを知っていますが、それはそれで街の中にとけ込んでいると思いますが、塗り替えた釜口橋は明らかに赤すぎる。もう少し彩度を落とせなかったものか。
ただ、近くにある花岡医院さんは赤っぽい外壁ですが、それはそれでアリ、だと感じていますので、自分でも違いがうまく説明出来ないのですが・・・
いちばんの問題は、建物ならダメで、構造物ならどんな色でもいい、という規制、という事でしょうか。どうせザル規制なんですけど。
ともあれ、お役所的には、建物は建設課、橋は建設事務所の管轄なので、縦割り行政の弊害の側面もありそうですが。

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