Endeavor NJ5000Proのハードディスクを大容量のものと交換する

2007年に購入した、エプソンダイレクトのノートPC 「Endeavor NJ5000Pro」
100GBのハードディスクの容量がいっぱいになってきたので、思い切って交換することにしました。
DSC05136.jpg
初めて裏蓋を開ける。
シリアルATAのハードディスクにさわるのは初めてだったりします。
Windows VistaのBusiness、Ultimate、および Enterprise の各エディションにのみ附属の機能である、「Windows Complete PC バックアップと復元」はOSやインストールされたプログラム、ユーザー設定、データ ファイルなど、PC 環境全体を復元できます。
Complete PC 復元は Windows Vista 内からのほか、OS がハードディスクから正常に起動できない事態に備え、Windows Vista のインストール メディアからも実行できるようになっています。
ウチのはUltimateですが、今までVistaの恩恵を感じたことはありませんが、今回初めて有り難いと感じました。
手順の概要は、
● 新しいHDにパソコン付属のリカバリDVDからVistaを新規インストールし、取り外しておく
● 現行HDのバックアップイメージをUSB接続したブランクHDに取る
● 新旧のHDを交換
● 新HDを取り付け、ブランクHDをUSB接続(これで既存の環境と同じになる)
● リカバリDVDからWindowsREを立ち上げ、システム回復オプションからWindows Complete PC復元を行う。
必要な物は
●バックアップ用ブランクHD(ウチの場合これが80GBしかなく足りなかったので、一部のデータは別のHDに移動しておいた)
●EpsonリカバリDVD
そのほか、新しく揃えたものは以下。
DSC05134.jpg
●ハードディスク
HGSTの500GB 9.5mm
HTS725050A9A364

●ハードディスクに直付けするためのUSB 変換ケーブル
シリアルATA ATAPI(IDE) USB 変換ケーブルEVERGREEN EG-SATA56
まず新HDをUSB接続しフォーマット。
USB 変換ケーブルを使いパソコンに接続。
スタートメニューから[コンピュータ]を右クリック、さらにメニューが開くので[管理]をクリックし、「コンピュータの管理」を開く。
左の一覧から[ディスクの管理]で新しいHDを選択しフォーマット。
今回はクイックフォーマットを行いました。
次にWindows Complete PCを使ってバックアップファイルを作成します。
「スタート」メニューからコントロールパネルを起動し、「システムとメンテナンス」→
「バックアップと復元センター」→「コンピュータのバックアップ」
バックアップの保存場所を設定しバックアップするHDDドライブにチェック。
→「バックアップの開始」。
バックアップが終了したらPCをシャットダウンし旧HDを新HDに交換し、OSを新規インストール。
バックアップを保存しておいたHDをUSB接続。
リカバリDVDからWindowsREを立ち上げ、システム回復オプションからWindows Complete PC復元を行うために、電源を入れてメーカーロゴが消えたらF8キーを押しっぱなしにすると
Vistaの「システム回復オプション」が起動するので、それに従う。
このやり方だと、パーテーションが旧HDと同じ容量となり、残りの領域は未割り当てとなるので、
スタートメニューから[コンピュータ]を右クリックし、[管理]を選択し[ディスクの管理]でパーテーションを変更します。
今回は500GBなので、CドライブとDドライブを半分ずつにしようと思っていましたが、これには大変手間が掛かりそうなので、やめました。
参考
http://shopdd.blog51.fc2.com/blog-entry-752.html

最初にやった失敗は、新HDをUSB接続して、それにバックアップを取り、新旧のHDを交換し、起動してみたのですが、
DSC05139.jpg
Windows Complete PC 復元操作に失敗しました
エラーの詳細
このコンピュータにディスクが少なすぎるか、または、1 つ以上のディスクが小さすぎます。ディスクを追加するか変更して、ディスクがバックアップのディスクと一致するようにしてから、復元をやり直してください。
(0x80042401)
と出ました。
ハードウェア構成を変更した場合は上記に当てはまると言うのです。
バックアップを取る時点で一つのUSB接続のHDがあるので、それと同じ状態にしたいといけないという訳の様子。
DSC05145.jpg
そもそも容量の小さいHDしかないので、都合3つも取り付ける羽目になったエンデバー・・・
ということで、ノートパソコンのハードディスク交換には、もう一つ余計にハードディスクが必要になると言うわけです。
これなら万が一失敗しても既存のHDには何も手を加えていないので安心です。
成功したあかつきには余ることになりますが。
余ったハードディスクはケースに入れました。
珍しくヤマダ電機で発見。980円でした。
規格を間違えないようにしないと。
しかしまぁ、バックアップが昔に比べて簡単になったとはいえ、まだまだパソコンは一般家電とはいえませんねー
とはいえ、デスクトップ環境まで完璧に元のままに復元できたり、再インストールを行わずともパーテーションがいじれたりと、隔世の感があります。
参考
Windows Complete PC バックアップで Windows Vista の復元に失敗することがある

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