諏訪市内にあり、市が管理している「旧東洋バルヴ諏訪工場」跡地の工場建物の活用を目指していたNPO法人「SUWA-KEN」が、解散することになった模様。
また、建物は「諏訪圏工業メッセ」の会場としてしか使われていません。
他のイベントに借りようと思ってもダメで、もったいないことこの上ないです。
せっかく活用を模索する団体があったのに、使えなければまるで意味がありません。

長野日報:2008-3-18
SUWA-KEN解散へ 旧東バル工場建物の活用見通し立たず
 諏訪市の旧東洋バルヴ諏訪工場跡地の工場建物の活用を目指していたNPO法人「SUWA-KEN」(山崎壮一理事長)は17日、同市内で開いた臨時総会で、31日付で同法人を解散することを決議した。建物の活用の見通しが立たず、設立趣旨が失われていると判断した。跡地は引き続き市が活用策を模索している。
 同法人は、市が跡地の一括取得を決断したことを受け、市が建物部分の活用策を公募した場合、受託するための受け皿として2006年5月に設立された。「諏訪圏工業メッセ」の会場となっている建物を「産業遺産」と高く評価。工業メッセの継続開催をはじめ、諏訪地域の活性化に向けた芸術や文化の交流拠点と位置付け、活用する構想を打ち出した。
 しかし、市から建物の活用構想は示されず、安全上の理由から貸し出しも受けられない状態が続いていた。このため、山崎理事長は昨年6月、跡地から手を引く方針を固め、この日の臨時総会で正式に同法人の解散を提案、決議された。法人が所有していた跡地の一部約417平方メートルは市に寄付された。
 同法人は「設立後2年が経過しても何ら利用できず、将来展望が開けない状況にあり、NPO法人として存続する意義が失われている」と判断した。跡地を取得した市の決断を評価しつつも、建物の価値や有用性をめぐっては意見がかみ合わず、同法人の構想は立ち消えに終わった。
 建物部分は当面、工業メッセを中心に活用するほか、12年の技能五輪の会場として名乗りを上げている。市は今年度に消防法に適用する改修を行ったのに続き、来年度には建築基準法に基づく改修を行う予定だが、一般開放される見通しは立っていない。